Language
menu

Program

作品紹介

シアターオペラ
『その星には音がないー時計仕掛けの宇宙ー』

劇作家・演出家の平田オリザと作曲家の中堀海都によるシアターオペラ第二弾。 宇宙と心象をテーマに、 最新の立体音響技術を用いて、 平田の現代口語演劇と中堀のヴォカリーズ (歌詞を伴わず、 声のみを使う歌唱法)による現代音楽アリアが交互に展開する多次元的空間を表現。 現代演劇、 現代音楽、 現代アートが融合する総合芸術作品としての完成を目指す。 本作は豊岡演劇祭、 瀬戸内国際芸術祭、 水戸国際音楽祭による共同制作で、 三つのフェスティバルにおいて巡回公演される。

2025 年 10 月 11 日(土)
ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール

平田オリザ + 中堀海都

平田オリザ (Oriza Hirata)

劇作家・演出家。芸術文化観光専門職大学学長。青森県立美術館館長。青年団主宰。 1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。オペラ作品の作・演出では、2016年『Stilles Meer 海、しずかな海』(作曲 : 細川俊夫)ハンブルグ国立歌劇場にて、2020年に『零 (ゼロ)』 (作曲 : 中堀海都)を豊岡演劇祭にて初演。

Web site
X account

中堀海都(Kaito Nakahori)

日本生まれのアメリカ・ニューヨーク拠点の作曲家で、武満徹の音楽や雅楽の影響を受けて作曲を始めており、瞑想的で霞がかった音色世界の中で音と沈黙が織りなす「タイムレ ス・ ミュージック」、音像や音響の変化などを表現する「スペースタイム・ミュージック」の概念を提唱する。2015年に国際連合 本部にて個展演奏会を開いて以降、オペラから雅楽まで様々な編成の作品を世界各地で発表する一方、演劇や美術とのコラボレーションなど活動は多岐にわたり、2025年よりディレクターとして水戸国際音楽祭を立ち上げる。

Web site
X account